第十七回奄美シマウタ研究会のお知らせ
- 2016/04/14
- 19:49
法政大学沖縄文化研究所
第十七回奄美シマウタ研究会 は、以下のとおり開催いたします。
【第十七回奄美シマウタ研究会は、申し込みが定員に達したため、受け付け終了いたしました】
<日時>
2016年5月11日(水) 18:30~21:00
<場所>
法政大学市ヶ谷校舎 BT604教室(ボアソナードタワー6階)
<参加費>
500円
<講師>
中島由美先生(一橋大学名誉教授・言語地理学)
<お宝拝見コーナー>
*シマグチ版「雨ニモ負ケズ」(関玲子さん)/「奄美大島語案内」;1927年発刊の古仁屋方言の語学テキスト(吉田良夫さん)
*メンバー秘蔵の情報を募集中。世話人までご一報ください。
<プログラム予定>
「南西諸島のことばをめぐって」
1.本土のことばと南西諸島のことばの関係
2.発音にみる「つながり」と各地のヴァリエーション
3.中舌母音に挑戦
1)中舌母音とは?:奄美・先島・東北それぞれの場合
2)中舌母音の練習:徳之島の浅間方言による「鷺節」、宮古島民謡(曲未定)
* * *
本土方言の話し手にとって、奄美・沖縄のことばはわかりにくいという印象が強いのではないでしょうか。しかし、純粋に言語的観点からみると、日本本土と南西諸島の言語は全体として「系統」的につながっていることがわかります。奄美・沖縄各地のことばに親しむためには、この「言語としてつながっている」という「事実」(と、私たち言語研究者は考えているのですが)を理解することが、とても大きな助けになります。そこで今回はまずこの「つながり」がどのようなものなのか、南西諸島各地のことば、とくに音の側面に注目して見ていきたいと思います。またその中で、奄美諸方言にとって重要なポイントとなる「中舌母音」について、先島諸島の場合と比べながら概説し、島うたを教材にして発音練習を試みたいと思います。
奄美諸方言話者の方も、ご自分の慣れ親しんだ音と他の地域の発音がどのように違うか、ぜひ一緒に体験してみてください。
中島由美先生プロフィール;
スラブ語圏のロシア語・セルビア語と並んで、日本語諸方言の研究に取り組む。現在、奄美・徳之島方言について、新しい辞書の形を想定した研究を仲間と継続中。
◎プログラムや場所等、多少の変更や異動については、本ブログの最新情報をご覧下さい。
◎席と資料に限りがあり(定員30名)、参加は予約の方優先です。
定員になりしだい締め切る場合がありますので、できるだけ1週間前までにご予約ください。
なお キャンセルの場合も ご一報ください。
■お問い合わせ・お申込み ←受け付け終了いたしました。
・コメント欄からどうぞ(コメントは非公開にしましたので、個人情報は表示されません)。
・前日夜10時以降~当日にブログから連絡をしたい場合は、コメント本文にもメールアドレスをお書きください。
(対応しかねる場合もありますので、ご了承ください)
<今後の予定>
6/15(水)18:30~ 宇検村の焼内(エーチ)節;中山音女から坪山豊まで
7/13(水)18:30~ 未定
第十七回奄美シマウタ研究会 は、以下のとおり開催いたします。
【第十七回奄美シマウタ研究会は、申し込みが定員に達したため、受け付け終了いたしました】
<日時>
2016年5月11日(水) 18:30~21:00
<場所>
法政大学市ヶ谷校舎 BT604教室(ボアソナードタワー6階)
<参加費>
500円
<講師>
中島由美先生(一橋大学名誉教授・言語地理学)
<お宝拝見コーナー>
*シマグチ版「雨ニモ負ケズ」(関玲子さん)/「奄美大島語案内」;1927年発刊の古仁屋方言の語学テキスト(吉田良夫さん)
*メンバー秘蔵の情報を募集中。世話人までご一報ください。
<プログラム予定>
「南西諸島のことばをめぐって」
1.本土のことばと南西諸島のことばの関係
2.発音にみる「つながり」と各地のヴァリエーション
3.中舌母音に挑戦
1)中舌母音とは?:奄美・先島・東北それぞれの場合
2)中舌母音の練習:徳之島の浅間方言による「鷺節」、宮古島民謡(曲未定)
* * *
本土方言の話し手にとって、奄美・沖縄のことばはわかりにくいという印象が強いのではないでしょうか。しかし、純粋に言語的観点からみると、日本本土と南西諸島の言語は全体として「系統」的につながっていることがわかります。奄美・沖縄各地のことばに親しむためには、この「言語としてつながっている」という「事実」(と、私たち言語研究者は考えているのですが)を理解することが、とても大きな助けになります。そこで今回はまずこの「つながり」がどのようなものなのか、南西諸島各地のことば、とくに音の側面に注目して見ていきたいと思います。またその中で、奄美諸方言にとって重要なポイントとなる「中舌母音」について、先島諸島の場合と比べながら概説し、島うたを教材にして発音練習を試みたいと思います。
奄美諸方言話者の方も、ご自分の慣れ親しんだ音と他の地域の発音がどのように違うか、ぜひ一緒に体験してみてください。
中島由美先生プロフィール;
スラブ語圏のロシア語・セルビア語と並んで、日本語諸方言の研究に取り組む。現在、奄美・徳之島方言について、新しい辞書の形を想定した研究を仲間と継続中。
◎プログラムや場所等、多少の変更や異動については、本ブログの最新情報をご覧下さい。
◎席と資料に限りがあり(定員30名)、参加は予約の方優先です。
定員になりしだい締め切る場合がありますので、できるだけ1週間前までにご予約ください。
なお キャンセルの場合も ご一報ください。
■お問い合わせ・お申込み ←受け付け終了いたしました。
・コメント欄からどうぞ(コメントは非公開にしましたので、個人情報は表示されません)。
・前日夜10時以降~当日にブログから連絡をしたい場合は、コメント本文にもメールアドレスをお書きください。
(対応しかねる場合もありますので、ご了承ください)
<今後の予定>
6/15(水)18:30~ 宇検村の焼内(エーチ)節;中山音女から坪山豊まで
7/13(水)18:30~ 未定
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