第十八回奄美シマウタ研究会のお知らせ
- 2016/05/20
- 19:29
法政大学沖縄文化研究所
第十八回奄美シマウタ研究会 は、以下のとおり開催いたします。
<日時>
2016年6月15日(水) 18:30~21:00
<場所>
法政大学市ヶ谷校舎 BT604教室(ボアソナードタワー6階)
<参加費>
500円
<講師>
酒井 正子 (奄美沖縄・歌文化研究)
<お宝拝見コーナー>
*メンバー秘蔵の「お宝」報告コーナーです。お宝をお持ちの方、是非どうぞ。
1.渡久地健「ヘタ/ピザ考」;カサンとヒギャ、珊瑚礁の思考とからめて(喜山荘一さん)
2.伝説の唄者・中山音女おとじょ(1891~1970湯湾)を聴く;1928年頃のSPレコード復刻CD(2011年発売)は、音程が上ずって聞こえます。'64年の山田米三、'66年頃の小川学夫各氏の録音(東京芸大民族音楽ゼミナール資料)と比べつつ、本来の音程で、おおらかで精気に満ちた歌声を聴いてみましょう(酒井)。
<プログラム予定>
奄美大島の「第三のスタイル」;宇検村の焼内(エーチ)節
*大島の島唄は一般にカサン(笠利)とヒギャ(東)に大別され、宇検村は「ヒギャ」に属するとされます。しかし独特の陰旋(マイナー)化したハンオンの響きは、カサンでもヒギャでもない「第三のスタイル」だともいわれます。
第18・19回は、宇検村のウタシャの系譜をたどりつつ、坪山豊(1930~生勝(いけがち))の《塩道長浜節》などハンオンの試みとその背景をさぐってみましょう。中山音女(1891~1970、湯湾)、石原久子(1937~湯湾)にはハンオンの陰りはなく、坂元豊藏(1894~1977、芦検)、嶺 直則(なおのり)(1915頃、久志)、吉永武秀(1929~屋鈍(やどん))にはその素地がみられます。[敬称略]
♪歌ってみましょう
《鷺(さーぎ)節》 前回を思い出しつつ・・・
<参考文献>
酒井正子2007「ハンオンによる『哀調表現(=ナチカシャ)』の創出-奄美のウタシャ坪山豊氏の実践をめぐって-」『奄美沖縄民間文芸学』7 ほか
*参加お申込みの方は後日ダウンロードのご案内をいたします。
◎上記の他、第16・17回のテキスト(「カサン歌とヒギャ歌」)をお持ちください。
◎プログラムや場所等、多少の変更や異動については、本ブログの最新情報をご覧下さい。
◎席と資料に限りがあり(定員30名)、参加は予約の方優先です。
定員になりしだい締め切る場合がありますので、できるだけ1週間前までにご予約ください。
なお キャンセルの場合も ご一報ください。
■お問い合わせ・お申込み
・コメント欄からどうぞ(コメントは非公開にしましたので、個人情報は表示されません)。
・前日夜10時以降~当日にブログから連絡をしたい場合は、コメント本文にもメールアドレスをお書きください。
(対応しかねる場合もありますので、ご了承ください)
<今後の予定>
7/13(水)18:30~ 宇検村の焼内(エーチ)節と坪山豊のハンオンの試み;築地俊造《まんこい節》、西和美《雨ぐるみ節》の誕生/《かんつめ節》の生成 ほか。 法政大学BT604
第十八回奄美シマウタ研究会 は、以下のとおり開催いたします。
<日時>
2016年6月15日(水) 18:30~21:00
<場所>
法政大学市ヶ谷校舎 BT604教室(ボアソナードタワー6階)
<参加費>
500円
<講師>
酒井 正子 (奄美沖縄・歌文化研究)
<お宝拝見コーナー>
*メンバー秘蔵の「お宝」報告コーナーです。お宝をお持ちの方、是非どうぞ。
1.渡久地健「ヘタ/ピザ考」;カサンとヒギャ、珊瑚礁の思考とからめて(喜山荘一さん)
2.伝説の唄者・中山音女おとじょ(1891~1970湯湾)を聴く;1928年頃のSPレコード復刻CD(2011年発売)は、音程が上ずって聞こえます。'64年の山田米三、'66年頃の小川学夫各氏の録音(東京芸大民族音楽ゼミナール資料)と比べつつ、本来の音程で、おおらかで精気に満ちた歌声を聴いてみましょう(酒井)。
<プログラム予定>
奄美大島の「第三のスタイル」;宇検村の焼内(エーチ)節
*大島の島唄は一般にカサン(笠利)とヒギャ(東)に大別され、宇検村は「ヒギャ」に属するとされます。しかし独特の陰旋(マイナー)化したハンオンの響きは、カサンでもヒギャでもない「第三のスタイル」だともいわれます。
第18・19回は、宇検村のウタシャの系譜をたどりつつ、坪山豊(1930~生勝(いけがち))の《塩道長浜節》などハンオンの試みとその背景をさぐってみましょう。中山音女(1891~1970、湯湾)、石原久子(1937~湯湾)にはハンオンの陰りはなく、坂元豊藏(1894~1977、芦検)、嶺 直則(なおのり)(1915頃、久志)、吉永武秀(1929~屋鈍(やどん))にはその素地がみられます。[敬称略]
♪歌ってみましょう
《鷺(さーぎ)節》 前回を思い出しつつ・・・
<参考文献>
酒井正子2007「ハンオンによる『哀調表現(=ナチカシャ)』の創出-奄美のウタシャ坪山豊氏の実践をめぐって-」『奄美沖縄民間文芸学』7 ほか
*参加お申込みの方は後日ダウンロードのご案内をいたします。
◎上記の他、第16・17回のテキスト(「カサン歌とヒギャ歌」)をお持ちください。
◎プログラムや場所等、多少の変更や異動については、本ブログの最新情報をご覧下さい。
◎席と資料に限りがあり(定員30名)、参加は予約の方優先です。
定員になりしだい締め切る場合がありますので、できるだけ1週間前までにご予約ください。
なお キャンセルの場合も ご一報ください。
■お問い合わせ・お申込み
・コメント欄からどうぞ(コメントは非公開にしましたので、個人情報は表示されません)。
・前日夜10時以降~当日にブログから連絡をしたい場合は、コメント本文にもメールアドレスをお書きください。
(対応しかねる場合もありますので、ご了承ください)
<今後の予定>
7/13(水)18:30~ 宇検村の焼内(エーチ)節と坪山豊のハンオンの試み;築地俊造《まんこい節》、西和美《雨ぐるみ節》の誕生/《かんつめ節》の生成 ほか。 法政大学BT604
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