参加者を奄美のシマウタで魅了
- 2017/04/30
- 10:47
2017年3月11日に開催されました第二十四回奄美シマウタ研究会について、シマウタ実演を担当した当研究会世話人より報告がありましたので、掲載いたします。
11日は國學院大学で日本口承文芸学会研究例会(奄美シマウタ研究会共催)「シマグチの響きにふれてみませんか? 東京でのシマウタ伝承 実演とトーク」が行われました。予想以上の来場者で嬉しい悲鳴でした。
大阪から里朋樹くんを迎え、関東在住の牧岡奈美さん、徳原大和くん、そして東京奄美サンシン会の実演がありました。ここが大学の教室? と思う位の盛り上がりで、参加者を奄美のシマウタで魅了しました。
最後は、六調で教室が熱気に包まれお開きとなりました。
続いて、渋谷の奄美料理店「土濱笑店」で、朋樹&大和のライブを行いました。若いのにディープなシマウタを歌う二人でした。朋樹くんは四月から奄美に帰るので、もうなかなか聞けないかもしれません。東京でのこの二人のライブは伝説のライブとなるかもしれません。
そして日が変わって12日は、御徒町の「かんもうれ」で、朋樹くんのライブが行われました。一曲一曲、丁寧に歌詞の説明をしてからの唄は、聞く人もシマウタを理解できて、ありがたいものです。
朋樹くんは四月から奄美でまた違った角度からシマウタを引っ張って行ってくれると思います。奈美さん、大和くんは、引き続き関東から、シマウタを発信し続けてくれると思います。
期待しています。
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