第二十九回奄美シマウタ研究会のお知らせ
- 2017/10/15
- 20:33
法政大学沖縄文化研究所
第二十九回奄美シマウタ研究会 は、以下のとおり開催いたします。
<日時>
2017年11月8日(水) 18:30~21:00
<場所>
法政大学市ヶ谷校舎 ボアソナードタワー (6階) BT0606教室
<参加費>
1,000円
<講師>
講 師:福 寛美(法政大学兼任講師、琉球文学・神話学・民俗学専攻、当会会員)/酒井正子(奄美沖縄・歌文化研究)
<プログラム>
折り目儀礼と八月踊り;奄美市名瀬を中心に
昨年に続いて11~12月は、南島の「夏正月」の折り目儀礼と<八月踊り>をとりあげます。
「夏正月」とは、一年の折り目である正月が、南島では夏(旧7~8月)にくる、という考え方です。収穫が終わり季節が改まるこの時期に、奄美大島ではアラセツ・シバサシ・ドゥンガの祖霊祭祀(ミ八月と呼ぶ)、そして十五夜、九月九日と大きなまつりが集中。ノロによる神まつり「大折目(フーウンメ)」も重なります。
今年はアラセツ9/26、シバサシ10/2、ドゥンガ・十五夜10/4、九月九日10/28と、日程が近接する珍しい日取りとなりました。これは旧暦で5月が閏(うるう)月として2回あったためです。加えて旧盆(9/3~5)や豊年祭、敬老会、運動会と、忙しいシーズンを過ごされたのではないでしょうか。
<八月踊り>は「夏正月」の儀礼に欠かせない太鼓輪踊りで、男女掛け合いで歌いつつ踊ります。一集落20曲におよぶレパートリーと膨大な歌詞を伝承。集落ごとの違いや地域性を色濃く残す、奄美芸能の代表的なジャンルです。
<プログラム予定> II「儀礼・行事・祝い」より
1.名瀬近辺のノロ祭祀ゆかりの地と集落の構造
2.名瀬・大熊集落のノロ祭祀「大折目」(旧七月)と神歌(報告:福寛美氏)
*おもろさうし研究がご専門の福さんに、神歌(かみうた)の解説をお願いします。
3.アラセツと八月踊りの現状(名瀬・根瀬部集落、郷友会の動向など)
◎プログラムや場所等、多少の変更や異動については、本ブログの最新情報をご覧下さい。
◎席と資料に限りがあり、参加は予約の方優先です。定員になりしだい締め切る場合がありますので、できるだけ1週間前までにご予約ください。なお キャンセルの場合も ご一報ください。
■お問い合わせ・お申込み
・コメント欄からどうぞ。 (コメントは非公開にしましたので、個人情報は表示されません。一定期間が過ぎましたら削除します)。
・前日夜10時以降~当日にブログから連絡をしたい場合は、コメント本文にもメールアドレスをお書きください。 (対応しかねる場合もありますので、ご了承ください)
・資料のダウンロード案内を差し上げる場合があります。初めて参加される方、案内メールが送られていない方はお知らせください。
<今後の予定>
<第30回> 12/13(水) 18:30~21:00 法政大学BT606教室
「折り目儀礼と八月踊り;各地の広域曲比較」 祝付け、赤木名観音堂、喜界湾泊、さんだまけまけ(今ぬ踊り)、でっしょ(嘉鉄伊能君主)等/踊ってみましょう;東京での八月踊り伝承
☆「お宝紹介コーナー」募集中:秘蔵の音源や映像をお持ちの方、各地の八月踊り・豊年祭などに参加された方、是非ご紹介いただけませんか? 短い報告でかまいません。
○今年度より会費を1,000円とさせていただきます。運営諸経費、資料作成、デジタル化等にあてる他、外部から講師をお招きしたり、年一回は島唄ライブや歌あしびを開催したりする費用を積み立てます。どうぞご了承下さい。
第二十九回奄美シマウタ研究会 は、以下のとおり開催いたします。
<日時>
2017年11月8日(水) 18:30~21:00
<場所>
法政大学市ヶ谷校舎 ボアソナードタワー (6階) BT0606教室
<参加費>
1,000円
<講師>
講 師:福 寛美(法政大学兼任講師、琉球文学・神話学・民俗学専攻、当会会員)/酒井正子(奄美沖縄・歌文化研究)
<プログラム>
折り目儀礼と八月踊り;奄美市名瀬を中心に
昨年に続いて11~12月は、南島の「夏正月」の折り目儀礼と<八月踊り>をとりあげます。
「夏正月」とは、一年の折り目である正月が、南島では夏(旧7~8月)にくる、という考え方です。収穫が終わり季節が改まるこの時期に、奄美大島ではアラセツ・シバサシ・ドゥンガの祖霊祭祀(ミ八月と呼ぶ)、そして十五夜、九月九日と大きなまつりが集中。ノロによる神まつり「大折目(フーウンメ)」も重なります。
今年はアラセツ9/26、シバサシ10/2、ドゥンガ・十五夜10/4、九月九日10/28と、日程が近接する珍しい日取りとなりました。これは旧暦で5月が閏(うるう)月として2回あったためです。加えて旧盆(9/3~5)や豊年祭、敬老会、運動会と、忙しいシーズンを過ごされたのではないでしょうか。
<八月踊り>は「夏正月」の儀礼に欠かせない太鼓輪踊りで、男女掛け合いで歌いつつ踊ります。一集落20曲におよぶレパートリーと膨大な歌詞を伝承。集落ごとの違いや地域性を色濃く残す、奄美芸能の代表的なジャンルです。
<プログラム予定> II「儀礼・行事・祝い」より
1.名瀬近辺のノロ祭祀ゆかりの地と集落の構造
2.名瀬・大熊集落のノロ祭祀「大折目」(旧七月)と神歌(報告:福寛美氏)
*おもろさうし研究がご専門の福さんに、神歌(かみうた)の解説をお願いします。
3.アラセツと八月踊りの現状(名瀬・根瀬部集落、郷友会の動向など)
◎プログラムや場所等、多少の変更や異動については、本ブログの最新情報をご覧下さい。
◎席と資料に限りがあり、参加は予約の方優先です。定員になりしだい締め切る場合がありますので、できるだけ1週間前までにご予約ください。なお キャンセルの場合も ご一報ください。
■お問い合わせ・お申込み
・コメント欄からどうぞ。 (コメントは非公開にしましたので、個人情報は表示されません。一定期間が過ぎましたら削除します)。
・前日夜10時以降~当日にブログから連絡をしたい場合は、コメント本文にもメールアドレスをお書きください。 (対応しかねる場合もありますので、ご了承ください)
・資料のダウンロード案内を差し上げる場合があります。初めて参加される方、案内メールが送られていない方はお知らせください。
<今後の予定>
<第30回> 12/13(水) 18:30~21:00 法政大学BT606教室
「折り目儀礼と八月踊り;各地の広域曲比較」 祝付け、赤木名観音堂、喜界湾泊、さんだまけまけ(今ぬ踊り)、でっしょ(嘉鉄伊能君主)等/踊ってみましょう;東京での八月踊り伝承
☆「お宝紹介コーナー」募集中:秘蔵の音源や映像をお持ちの方、各地の八月踊り・豊年祭などに参加された方、是非ご紹介いただけませんか? 短い報告でかまいません。
○今年度より会費を1,000円とさせていただきます。運営諸経費、資料作成、デジタル化等にあてる他、外部から講師をお招きしたり、年一回は島唄ライブや歌あしびを開催したりする費用を積み立てます。どうぞご了承下さい。
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