法政大学沖縄文化研究所
第四十一回奄美シマウタ研究会 「徳之島の口説(くどき)と歌あしび」(2) は下記のように開催いたします。
<日時>
2019年3月13日(水)18:35~21:00
<場所>
法政大学市ヶ谷校舎ボアソナードタワー8階 BT806教室
<参加費>
1,000円
<講師>
酒井正子(奄美沖縄・歌文化研究)
<お宝紹介コーナー> 喜界島の昔語り実演;吉野治子さん
<プログラム> 第35回('18年7月)に続き、徳之島の口説と島唄をとりあげます。
〈口説〉は近世に成立した長詞型の叙事歌謡(語りもの)です。三味線伴奏のフシに七五調の歌詞を連ね、物語や出来事を順序よく詠んでいきます。内容は神話から呪言、由来伝承、風物、ゴシップに至るまで幅広く、短詞型の掛け合い歌が盛んな奄美の伝承歌謡の中では、異色のジャンルといえましょう。徳之島でとくに愛好され17種を数えます。
独りでうたいとおすため、相当記憶力と声のある、優れた唄者でないとうたいこなせませんでした。
♪伝説の歌い手;実寿当(さね・じゅうあたいM20生、母間)
天女が登場する《あごね口説》他 rec.1965松山・小川
♪徳之島の名手、広田勝重・徳島博敏の歌あしびより rec.1987酒井
《まんま口説》;母を訪ねて冥界に至る、沖縄の《まま親念仏》の流れをひく
《前原口説》;手に汗にぎる闘牛をリアルにうたう
ほか、前回聴けなかった《シマ朝花》《三京ぬ後(くし)》《まんかい玉》《くるだんど》などのあしび唄を聴いてみましょう。
*以上伊仙町デジタルアーカイブ使用
♪うたってみましょう;意見(一件、十番)口説 *年祝いに欠かせないめでたい唄
◎プログラムや場所等、多少の変更や異動については、本ブログの最新情報をご覧下さい。
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▼今後の予定 *5~7月に新学期のシリーズを予定。詳細は決まり次第お知らせします。
3/29(金)18時~ 特別企画「琉球古典音楽の世界;新城亘講演会」(実演を交えて)
*詳細は別途ご案内します。
▽「お宝紹介コーナー」募集中:音源映像等の他、短い報告、発表等も歓迎します。
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